うな

しがない女装男子

拘置所へ向かう途中

1年前、社会人になる1週間前、自分は学生じゃなくなることに絶望してたなあ。そう思って写真を見返してみたけど、卒業式めっちゃ楽しそうにしてたし、当時の彼女とめっちゃ笑ってたし、あれなんか肌艶も今より良くない?

 

勝手に1年前の自分を可哀想がって勝手に裏切られた気分になったけど、よくよく思い返してみるとしんどくなってたのはもう少し先のことだった。

 

3月31日の朝、後輩の家でオールして歩いて帰ってたとき。4月1日の未明に髪のことで親と喧嘩して泣いたとき。1日8時間の研修が1週間終わってホテルに帰ってきたとき。

「ずーっと辛い」ってことはなくて、瞬間瞬間にだめかもしれないって思った。

 

こういうのはあまり好きじゃないけど、過去の自分に言いたいことを列挙します。

初任地は激務だと思ってたけど、仕事が多い分人も沢山いるから1年目のあなたは結構暇だよ。怒られることもなかったよ。

今付き合ってる人とは別れるけど、後々100万円貸すことになるよ。

ツイッターの人や他部書の先輩とも仲良くなるよ。

関東にも2か月に1回くらいは帰ってるよ。後輩の家にもその度行ってるよ。

嫌いだった高校の同窓会にも行けるし、これを書くきっかけの人にも会えるよ。

パーソナルカラー診断も受けたよ。

メイクも服も前より好きになるよ。

昨日は先輩と会社で囲碁を打ったよ。2回目だったんだけどハンデもらって今回は勝てたよ。

髪もだいぶ伸びたしこれかも伸ばすつもりです。

 

幸せなことを思い返すと、相対的にこれから不幸せになるんじゃないかと心配になってしまうけれど、その幸せたちを踏み締めて噛み締めて生きていこうと思ったの。

 

次の場所ではどんな人に会えるのかな。ポケモン風に終わります。